忙しいとイライラしてしまい、人にきつくあたってしまうこともありますよね。
最近のうちの会社は、ショップをオープンしたばかりで、慣れないことも多いうえに、人手が足りず、みんな忙しい状態です。
そんな状態なので、社長はスタッフに毎日怒られているようです。
先日、一緒に働いている社長の奥さんが
「大人なのは、まきっちさん(私)と〇〇さんだけだね」
って社長と話していたと言ってきました。
私ともう一人のスタッフは社長に厳しいことを言わないので、「大人」ということのようです。
私が怒らない理由
確かに、私は社長に厳しいことを言いませんが、大人というわけでもないと思います。
年齢的には十分大人ですが(笑)
なぜ私が社長に怒らないのか?その理由を考えてみました。
①言い争いが苦手だから
私は、人と言い争うことが苦手です。
言い争いになったりした後に、なかなか気分を切り替えられないタイプなので、できるだけそういう状況は避けたいと考えています。
だから、周りの人に面と向かって文句を言うことが少ないのかなと思います。
②50代で経験があるため
考えてみれば、私も若いころは、上司にもガツガツ意見をしていました。
仕事を進めるためには、嫌なことでもガツンと言わなきゃ!とか思っていました。
50代になった今は、いろいろ経験してきたため、トラブルが起きても、「こういうこともあるよね」とか「まあ、なんとかなるよね」と思えることが増えました。
そのため、社長の奥さんや他の若いスタッフに比べて、イライラすることも少なく、社長に不満をぶつけることもないのだと思います。
③立場や役割の違い
私が社長に厳しいことを言わないのは、社長の奥さんやショップのスタッフと立場や役割が違うこともあると思います。
社長の奥さんは、社長との距離が近いために、不満をぶつけやすい立場にあります。
また、ショップのスタッフは、お客さんと面と向かって接しているために、急いで対応しければならないことが多いです。
そのため、伝え方等が厳しくなるのも仕方がないことかと思います。
それに比べて、私は事務所でモクモクとやる仕事が多く、ショップスタッフに比べたら自分のペースで仕事がしやすいです。
そのため、社長の様子を見て、話をすることがしやすいため、厳しい対応にならないのかもしれません。
少し様子を見るのも一つの方法
仕事に必要なことや待遇の改善などについては、しっかり伝えるべきだとは思います。
でも、言うべきと思っていることでも、実は言わなくても何とかなることもよくあります。
イラっとした瞬間に相手に伝えるのではなく、少し間をおいてみるのも一つです。
間を置くことで、穏やかな気持ちで相手に伝えることもできるし、言い方も工夫することができる。
そして、時間をおいている間に、相手の方から気になっていることを聞いてきてくれたり、問題が解決していたりすることもあります。
本当に急ぎのことは仕方ありませんが、すぐに解決しなくてもよいことは、少し間をおいて様子をみるのもいいと思います。
こういうふうにゆっくりと対応できるのも50代の今の私だからかもしれません。
そう考えると、やっぱり私が社長に怒らないのは「大人」になったからかもしれません。
「大人になった」というよりも「年を取った」だけかもしれませんが(笑)
年を重ねたことで、いろいろ経験もして、怒らず、上手く流していけるようになったことは悪くはないですね。