いままでに比べて仕事がとても忙しい今日この頃。
あれこれやることも多いうえに、毎日のようにトラブルが出て大変です。
そんな日々でも、不満を言うこともなく働いているため、「大人」と言われたりもしています。
→「大人だね」と言われたけど、ただ年を取っただけかもしれない件
不満をいうことなく働いていると、周りからは「頼みやすい人」と思われ、仕事が増えてしまうこともありがちですよね。
今は、人手がないということもありますが、やっぱり頼みやすいがために、仕事がどんどん増えているような気がします。
「都合よく働いてくれる人」になってしまう
私は、仕事をすること自体は嫌いではないし、仕事をするならちゃんとやりたいと思っています。
若いころは、他の人に比べて、仕事ができるわけじゃないから、せめて言われたことはやるようにしようと思ってやってきました。
その結果は、「お願いしたことはちゃんとやってくれる人」と思われ、いろんなことを頼まれるようになりました。
その仕事は、本来、自分の仕事ではないものも結構ありました。
仕事をちゃんとやってくれる人と思ってもらえるのは嬉しいです。
でも、そう思われたからと言って、他の人より給料が高いわけでもなく、結局のところ「都合よくやってくれる人」になってしまっていたのでした。
若いころはともかく、経験を重ねた今でも、そういう傾向があると思います。
不満を言わず、真面目に働く結果、「都合よく働いてくれる人」になってしまうのです。
どこかで線を引くことも大切
会社が大変な時は、自分も頑張らなければとは思います。
会社が発展しなければ、自分の給料も上がっては行きません。
だからこそ、会社がうまくいくように、一生懸命働くべきだとは思っています。
でも、ふと思うことがあるのです。
仕事と給料が見合っていないのではと。
この頑張りは報われるのだろうかと。
私はアルバイトであり、正直言って給料は高くはありません。
できる範囲で仕事を頑張ればよく、体にムチを打ち、プライベートを犠牲にして働くこともないのです。
どこかで線を引かないと、また、「都合よく働く人」として扱われてしまうように思うのです。
「都合よく働く人」で終わらないためには
「都合よく働く人」で終わらないようにするためにどうするのか?
考えてみました。
①自分の業務範囲を意識すること
自分の業務範囲を意識して、なんでも引き受けることはやめるようにすることです。
断らないから、「頼めばやってくれる」と思われてしまうのです。
自分の業務範囲ではないことは、断ってみる。
まずはそこから始めるのが大切です。
②できないものは「できない」という
頼まれてもできないときもあります。そんな時はちゃんと「できない」という。
忙しいけれど、頑張ればなんとかなるかな、と考えて引き受けてしまい、ムリしてやり遂げる。
苦労してやったその仕事も、相手は無理してやり遂げたとは思ってはいないと思います。
「ムリならムリって言ってくれたらよかったのに」くらいの気持ちです。
だからこそ、できそうもない時は「できない」といっても大丈夫なのです。
③本当に評価される環境を考える
自分の仕事と給料が見合っていないと思うなら、環境を変えることも考えるべきだと思います。
これだけの仕事がこなせるなら、他でも働けるのでは?もっと給料や待遇がよいところで働けるのでは?と考えてみる。
本当に転職などをするかは別として、他の会社や仕事を探してみるのもいいと思います。
そこで、転職できると思えばすればいいし、転職は難しいとなれば、そのまま今の仕事を続ければいい。
ただ、本当に評価される環境を考えてみてもいいと思うのです。
仕事を頑張ること自体はいいことだと思います。
ただ、自分を大切にして、報われる働き方を考えることも大切だと思います。
報われる働き方を考えよう!
頑張って働いても、「都合の良い人」で終わってしまうと報われません。
「会社のため」に働き、会社が発展すれば、後々は自分に返ってくるとは思います。
だけれど、「会社のため」だけではなく、「自分のため」も考えることが大切です。
頑張っているのに、なんだか損しているような気がする。
そんな風に思ったら、働き方を見直すときです。