がんばらない暮らし研究所
50代からの、軽やかに生きるヒント
家事をラクに

全部きっちり片づけなくてもいい!「夫コーナー」のすすめ

家の中をいつもスッキリ片づけた状態にするには、「物を減らすこと」と「物の住所を決めること」が大切です。

私自身、物を減らして、物の住所を決めたことで、苦労せずにきれいな状態を保てるようになりました。

物が少ないことで、物の場所も覚えやすいし、見つけやすくなります。
それは、私だけでなく、一緒に暮らす夫にとってもです。

私に聞かなくても、物が見つけやすいし、自分で片づけることができるのです。

雑な部分があってもOK

物を減らして、住所を決めるといっても、実は、すべて完璧にできているわけではありません。

雑になっている場所もあります。
そして、あえて、あまり私が片づけない場所もあります。

それは「夫コーナー」です。

ダイニングテーブルの隅と玄関の小さな棚にある「夫コーナー」。

ダイニングテーブルの隅の夫コーナーには、夫宛の郵便物や領収書などがまとめて置いてあります。
玄関の小さな棚は、夫の灰皿やライター、靴磨きセットなどがおいてあります。

明らかなゴミを見つけたら即捨てますが、それ以外は私はあまりさわりません。

見た目的にスッキリしませんが、まあ、そんな場所があってもいいのかなと。
自由におけるスペースがある方が、夫もやりやすいのではと思うからです。

一緒に暮らす家族にとっても良いように

物を減らして、物の住所を決めることで、家をスッキリ片付いた状態にする。

片づくと気持ちはスッキリしますが、きちんとやろうとし過ぎると、イライラする場面が増えます。
家族で住んでいるのだから、なんでも自分の思う通り行くわけではありません。

ある程度緩い部分があった方が、上手く回るように思います。

ネット記事やYouTubeなどで見るミニマリストやシンプリストの方々のように、本当に家のどこもかしこもスッキリしていて美しく、おしゃれな空間にすることが目標なら別です。

でも、私が家をスッキリと片付いた状態にしている目的は、暮らしをラクにするためです。

多少、雑な部分があってもいいんです。
暮らしやすくなればそれでOK。

家は、私だけのものではなく、一緒に暮らす家族の家でもあります。
私だけがラクになるのではなく、夫にとっても居心地の良い家であることが大切です。

夫コーナーがあることで夫がラクならそれでいい。

お互いに居心地がよく暮らしやすい家であるように、これからも緩くやっていこうと思います。