がんばらない暮らし研究所
50代からの、軽やかに生きるヒント
伊豆暮らし

意思を鍛えるより、環境を変えた方がラクに続く!

「何かを続けよう」と思っていても、なかなか続きませんよね。

私も、ゴルフ上達のために家で毎日、素振りをしようと考えたのですが、続いていません。

素振りはテラスでやっていたのですが、「今日は雨だから」とか「花粉が飛んでいるから」とか「今日は体調がイマイチだから」などとやらない日が増えていき、結局、今はやっていません。

やらなくなったもう一つの理由として、「テラスに出にくいから」というのもあります。
戸が固くて開けにくいうえに、入口がちょっと低くて、テラスに出るにはちょっとかがむ必要があり、時には頭をぶつけてしまうことも。
些細なことですが、テラスに出にくいのも、ゴルフの素振りのやる気をそぐ原因になっています。

こうして、素振りは続いていませんが、パター練習は毎日行っています。

リビングにパターマットが敷いてあり、ちょっとした時間にすぐにできるようになっています。
天気も暑さ寒さも関係なく、すぐにできるので続いているのだろうと思います。

「続けられる環境」が整えば、続けやすくなるのだと思います。

何かを続けるためのコツ

私は、特に続ける「意思」が強いわけではありません。
そんな私がゴルフ練習を続けられているには訳があります。

その続けられている理由を「続けるためのコツ」として紹介します。

①続けられる環境を整える

物事を続けるには、やる気よりも「続けられる環境」を作ることが大切です。

私のゴルフ練習の場合では、外でする素振りは続きませんでしたが、家の中でのパター練習は毎日できています。

外での素振りは、いちいち外に出なければなりませんが、パターはリビングに練習スペースがあり、すぐにできるようになっています。
また、目につく場所にあるので、パター練習することを忘れにくいのです。

続けるためには、行動するためのハードルを下げることが大切です。
あれこれ準備してから、となると面倒でなかなか行動しなくなります。

そのために、続けたいことはすぐにできるような環境を作っておくことが大切です。

②人と一緒にやる

「人と一緒にやる」というのも続けるコツの一つです。

ゴルフは、夫と一緒に始め、今も二人で週に1,2回練習に行っています。
練習に毎週行けているのは、夫と一緒に行くからです。

夫が練習場まで車で連れて行ってくれるので、私もラクに練習に行けます。
自分だけだったら、練習場まで行くのが面倒で続いていないかもしれません。

下手くそでも、毎月コースに出ているのも、夫が一緒だから。
夫が予約してくれて、コースまで連れて行ってくれるので行けています。

自分一人だったら、行くのも大変だし、一緒にコースを周る友達を探すのも面倒なこともあり、続けていなかったと思います。

一緒にやっている人がいるから、楽しくできて、めげることなく続けていられます。
誰かと一緒なら、「自分だけがやめるのは」とも思えます。

人と一緒にやることで、「続けられる仕組み」ができるのです。

続けるための考え方

やる気があるのはいいのですが、続けるためには、もっと楽に考える方がいいと思っています。

一度にたくさんやろうと思わず、少しだけでいいと思ってやること。

たくさんやろうと思って、結局思ったよりもできないと、そこでやる気が亡くなったりもします。
それより、少しだけでいいと思って始めると、気がついたらたくさんやってたということもよくあります。

毎日やるのだから、少しでいい。そのくらい気楽な気持ちで取り組むのが良いと思っています。

そして、数日できない日があっても気にしない。また始めたらいいんです。
その後、また始めたら、始めた自分をほめる。

できない自分を責めていると、「もういいや」となりがちです。
だから、できない日があっても自分を責めず、「明日やればいいや」と考える。
次の日できたら、できた自分をほめる。

そうして、できる日を増えていけば、そのうち「やらない方が気持ち悪い」状態になる日が来ます。
そうなれば勝ちです!

続けられないのは意思のせいじゃなくて、環境のせい

続けられないのは意思が弱いからではなく、環境が整っていないからです。

何かを続けたいなら、「意思を強くする」ことを考えるよりも、「続ける環境」を整える方がずっとラクに継続できるようになります。

続けられない自分を責める必要はありません。

何かを続けたいなら、やる気に頼りよりも、仕組みを整える。
今年、あなたの続けたいことは何ですか?