がんばらない暮らし研究所
50代からの、軽やかに生きるヒント
家事をラクに

「やめても大丈夫?」と思ったら、まずはお試ししてみる

何かを変えたいと思っても、上手くいくかどうか心配でなかなか変えられないことってありますよね。

私は、生活の中で少しでもラクできるように、家の中のことを変えることが時々あります。

でも、変えても大丈夫かなと不安に感じることもよくあります。

そんな時は、まずはお試しのつもりで変えてみます。

これまでやっていたことを変えてみて、ダメなら元に戻せばいい。
そんな気持ちで、変えてみるのです。

私が最近、試してみたこと

ここ数カ月で、私が家の中で変えたことがあります。
それもまずはお試しの気持ちで始めました。

①缶とペットボトル用のゴミ箱をやめた

少し前に、缶用とペットボトル用のゴミ箱をやめて、同じ場所にビニール袋を提げておくことにしました。

掃除のときにゴミ箱をいちいちどかすのがストレスで、ゴミ箱をやめることにしたのです。

ただ、缶用のゴミ箱に捨てるのは主に夫です。
夫がゴミ箱じゃなくなっても、大丈夫なのか?
缶やペットボトルが捨てにくいと不満を言われないか?

また、ビニール袋にした結果、周りが汚れやすくなったりとかあるだろうか?

と、心配になりましたが、まずはお試しでゴミ箱をやめてみることにしました。

ゴミ箱はすぐに処分せずに、様子を見て、やっぱりゴミ箱の方がよければ戻せばいい。

そうして試してみましたが、ゴミ箱をやめても何ら問題はなく、むしろ、快適でした。
ということで、昨日、缶とペットボトル用に使ってきたゴミ箱を捨てました。

②排水溝のゴミ受けカゴをやめてみた

掃除が面倒だった排水溝のゴミ受けもやめてみました。

ゴミ受けカゴをはずして、洗いやすいネットホルダーに変更。

こちらも使いにくかったり、何か問題があれば戻せばいいと始めました。

ゴミ受けカゴは、最初からキッチンについているものです。
マンションは賃貸しているものなので、勝手にゴミ受けカゴは捨てたりはできません。
キッチン収納の隅にしまっているので、もし、「やっぱりゴミ受けカゴがいい」となれば、戻せるのです。

結果的に、ゴミ受けカゴよりもネットホルダーの方が使いやすく、戻すことはありません。

私の例だけでなく、こんなこともお試しができたりします。
・食器の数を減らす→いきなり捨てずに、別の場所に置いて使わずに様子を見る。
・水切りカゴをやめる→カゴは捨てずに、給水マットなどを使って様子を見る。
・カレンダーをやめる→カレンダーをしまって、スマホのカレンダー機能だけの生活を試す

ダメなら戻せばいいだけ

人間は変化が苦手な生き物です。
だから、変えたらラクかもと思っていても、不安が出てきて、なかなか変えられなかったりします。

変えることをためらったら、お試しのつもりでやってみるのがおすすめです。

変えてみてダメだったら、元に戻せばいいのです。
元に戻せれると思えば、変えてみることももっと気軽にできます。

でも、経験上、たいていのことは元に戻すことはないです。

家事でも仕事でも、改善のためにやったことって、やっぱりそれまでよりもいいことが多くて、「もっと早くやればよかった!」となることが多いです。

そういう経験が増えていくと、変えていくことが気軽にできるようになってきます。

変化が苦手でも「お試し」なら気軽にできるはず。
まずは、できそうなことから、お試しでやってみませんか?