今日は、義父の3回忌で早朝に伊豆を出て大阪へ。
義父の3回忌は、夫の妹が準備をしてくれました。
正直言って、私は3回忌はないものと思っていました。
一周忌が終わったときに、義母が「これで最後だから」といっていたためです。
そのためか、3回忌のことがあまり頭になかった私たち夫婦と義母。
義母は、自分自身のことでいっぱいいっぱいで、3回忌のことまで気が回らず、長男である夫は、「義母がやりたいならやろう」という感じ。
ですが、義妹はしっかり3回忌も行うべきという考えだったようで、義妹主導で3回忌は行われました。
家族でも法事に対する価値観はそれぞれ
今回の3回忌で、家族でも考え方がずいぶん違うものなのだなと感じました。
私たち夫婦も義母も、義父をないがしろにしているわけではありません。
ただ、3回忌をするにも、お金(お布施)がかかります。
今回は、私たち夫婦でお金を負担しましたが、私たちはお金はどちらかというと生きている人に使った方がいいのではないかと思っています。
当初、お布施は義母が出すつもりでいました。
そのお金は法事に使うなら義母自身に使ってほしいと私は思いました。
お金に余裕があるなら余裕があるなりに、余裕がないならないなりのことをすればいいのでは、と思うのです。
それは、非常識なことではないと思うのです。

法事は、1周忌で終わる人もいるし、7回忌・13回忌と続けていく人もいます。
でも、どの形も間違いではないはずです。
人ぞれぞれ、その家庭ごとに、いろんな理由があって、法要をしない場合もあるし、法要をする場合もある。
法要をしなくても、故人を思う気持ちがあればいいのではと私は考えています。
もちろん、3回忌をしっかりやりたいという義妹の気持ちも間違っていないし、一般的に見たら、そのほうが常識的だと思います。
ただ、今回の3回忌も、みんなで義父を思うよい1日になったと思います。
その3回忌の準備を進めてくれた義妹には感謝しています。
家族だからこそ価値観を認めるのが難しい?
長い間、一緒に過ごした家族でさえ、価値観は違います。
義父の葬儀やお墓について、夫と義妹では考えが違います。
それがきっかけで、夫と義妹がちょっとケンカになってから、夫は義妹から避けられ中。
考えが違うのは仕方がないことです。
大切なのは、お互いの価値観を認めたうえで、どうするのがよいのかを話せることかなと思います。
でも、家族だからこそ、家族のことに対して、妥協しにくかったり、きっちりと話し合うことが難しかったりするのかもしれません。

私は弟がいますが、弟とは仲が良くありません。
大人になってからほとんど話をしたことがありません。
そのため、私の親が亡くなったとき、ちゃんと話し合えるか心配です。
たぶん弟主導でいろいろ進んでいくんだろうなぁ、私はそれを受け入れるだけかも。
まあ、それでうまくいくならそれでいいのかなという感じで。
そんなことを思った今回の義父の3回忌でした。