先日、中国輸入した商品をやっと売り切りました!
フリマアプリで売るために中国輸入をしたのは4月。
70個の商品を4月下旬から売りはじめ、売り切ったのは12月下旬。
在庫をゼロにするまでに8か月もかかりました。
そして、この70個を売って得た利益は1万円。
たった1万円ですが、赤字にはならなかったのでよかったです。
でも、自分には向いていないと感じたので、もうやることはないです。
今回は、中国輸入に挑戦した理由や向いていないと感じた理由などを書いていこうと思います。
中国輸入をやってみた理由
中国輸入をしてみた理由は、フリマアプリでもっとお金が稼げたらと思ったからです。
中国輸入をする1年と少し前、フリマアプリで不用品を売り始めました。
実家の不用品を処分するためです。
実家が1,2年のうちに引っ越すことになり、母がため込んでいたものを処分することを決めたのですが、ただ捨てるのはもったいないとフリマアプリで売ってみることにしたのです。
始めの1カ月で35点が売れて、約12000円の利益が出ました。
それならもっと物を売って、もっと稼げたらと考えました。

家の不用品だけでは、商品が足りないので、試しに古着を買ってきて売ることを考えました。
そこで、近くの古着屋を見に行ったり、古着を売っているサイトをチェックをし、それをフリマアプリではいくらくらいで売れそうかを調べてみました。
が、利益が出そうな古着ってなかなか見つからない。
継続して大量に仕入れるのはかなり難しいそう。
それにファッションに詳しくなくて、よく売れるブランドがわからない。
というわけで、古着を仕入れて売るのはやめました。
そして、ひたすら家の不用品を売っていたのですが、ある時、ネットで中国から商品を輸入して販売する方法を知りました。
最初は自分には難しいのではと思ってやる気はありませんでした。
ですが、なんとなくYouTubeで中国輸入の解説動画を見たところ、自分でもできそうなことを知りました。
それに、実は私がアルバイトしている会社は中国から商品を輸入してネットで売っているのですよね。個人の中国輸入がちょっと大きくなった感じです。
私の仕事はその中の一部ですが、少しでも近いことをしているなら、「私、有利なんじゃない!」と安易に考えて、中国輸入に挑戦してみたのです。
輸入して何を売ったの?
輸入して売ったのは、Tシャツ、ワンピース、エプロン、バッグ、アート用品です。
今までフリマアプリで不用品などを売った経験とアルバイトでネット販売にかかわった経験から、売れそうだと思ったものを使って仕入れました。

本来、仕入れをしてフリマアプリで商品を売るならば、何が売れるかをしっかりリサーチする必要があります。
フリマアプリでよく売れているものを探し、いくらで1カ月でどのくらいの数が売れそうなのかなどを調べて、何を売るのかを決めるのです。
私も、リサーチ作業をしてみたのですが、全然うまくできない。
十分な利益が出そうな商品が探せないのです。
たくさん売れているものは探せても、目標とする利益が出そうもないところか、赤字になるかもというものばかり。
それでも、根気強く探していくべきなのでしょうが、とりあえず中国輸入を試してみたかったリサーチをいったん諦めました。
そして、それまで自分がフリマアプリで売っていて、よく売れると感じたジャンルの商品とアルバイト先でよく売れた商品を輸入してみることにしました。
もちろん、仕入価格と実際に売れそうな価格は調査して、商品を選びましたよ。
それと、アルバイト先でよく売れた商品も、全く同じものではなくデザイン等が違うものにしています。
利益は?
そうして仕入れた商品70点。仕入金額は約3万円でした。
この仕入金額には、商品代金だけでなく、輸入代行業者の手数料、輸送料、関税の金額も入っています。
仕入はラクマートで行いました。
ラクマートは中国のネットショップサイト『アリババ』や『タオバオ』の商品の輸入代行をしてくれるサービスです。
ラクマートを使うと、日本語でアリババやタオバオの商品を購入することができ、また、手数料もリーズナブルなのでとても便利でした。
ただ、手数料以外に、関税、日本への輸送料などもろもろかかるために、仕入の総額はもともとの商品代金の1.5倍くらいになりました。
なお、一つの商品を大量に仕入れたり、仕入れの重量を考えたりなどしたら、仕入れ代金を下げることも可能かもしれません。
さて、約3万円仕入れた商品、売上は約4万円でした。
つまり、利益は約1万円。
8か月もかけ70個も売って、利益1万円。
8か月かかったといっても、商品の3分の2は最初の3カ月で売れました。
その後、売る情熱が下がったりもして、最後まで売り切るのには時間がかかってしまいました。
こうして仕入代金は回収できましたが、コスパ悪いですよね。
中国輸入が向いていないと思った理由
中国輸入をしたのはこの1回きりですが、もうやることはないです。
利益を出すのが大変ということもありますが、やってみて、自分には向いていないと感じたためです。
どこが向いていないと思ったのかというと、主に以下の3点です。
- 商品リサーチ作業が苦手である
- 自分が輸入できる範囲の商品の質に納得できない
- 在庫が家のスペースを占領することがストレス
1.商品リサーチ作業が苦手
リサーチ作業をしてもなかなか商品が見つけられませんでした。
ネット販売で利益を出すためには、商品リサーチが重要。売れる商品さえ見つけられれば利益は出ます。
そのリサーチ作業が苦痛なのです。
根気よく続けていけば、リサーチの腕が上がり、売れる商品が見つけられるようになるかもしれません。でも、続けることが難しいのです。数日、何時間もかけてやってみましたが、もうヤダ!って感じ。ここであきらめられるのは向いていないのかなと。
2.自分が輸入できる範囲の商品の質に納得できない
輸入した商品の質が思ったよりも良くないと感じました。
仕入値が安い商品なのでしょうがないのだと思いますが、それに利益分と送料をのせて出す金額を考えると、同じ値段ならしまむらとかで買った方がいいものが買えると思いました。
私が今回売ったのと同じような商品をそこそこの値段で売っている人もいますが、私はそれはちょっと・・・と思ってしまいました。
大量に輸入すれば、仕入価格も下がりますが、そうなると売り切るのが難しくなる。
高額の商品は高品質かもしれませんが、購入して手元に届かないとわかりません。
大量輸入も高額の商品を入れるのもリスクが高く、私は怖くてできないなと思いました。
3.在庫が家のスペースを占領するのがストレス
私が中国輸入というか、ネット販売そのものが向いていないと思う一番の理由がこれです。
フリマアプリを始めてから、常に家のスペースの一部が商品で埋まっています。
これがかなりストレスに感じていることに気づきました。
私は、家にはできるだけ物を置きたくないタイプです。
商品といえどもいつまでも物でスペースが埋まっているのがストレスなのです。
フリマアプリでよりお金を稼ごうと思えば、商品の数を増やす必要があります。
そうなると、今よりも商品を置くスペースを広げなければなりません。
それは嫌だ!と思ってしまったのです。
こういうことから、私は中国輸入が向いていないと感じました。
そのため、追加で商品を輸入することはせずに、手元にある商品を売り切ったら終わりにすることにしました。
成功ではないけれど、成果はあった
そうしてやっと売り切った商品70個。
長かったです。いつまでも残っている在庫を見てはストレスを感じていました。
それでも捨てずに何とか売り切り、仕入代金を回収した自分をほめてあげたい(笑)
正直、今回の中国輸入は成功はしたとはいえません。
ただ、やってみてよかったとは思います。
自分に向いていないことはわかったことだけでも成果がありました。
私には向いていなかった中国輸入ですが、これで月に個人で何十万も稼いでいる方もいます。
輸入する作業は思っているより簡単だと思いますので、気になったなら、試しているのもいいと思いますよ。
迷ったら、レッツトライ!ですよ。