父が畑を離れてから、母と母の友人が、その畑を引き継いでいます。(→ 前回の話:歳をとると、興味も薄れるのか。父が畑を離れた日)
でも、その畑の野菜が、どうもうまく育たないのです。
ジャガイモも、カボチャも、うまく育たない

ジャガイモは2種類植えました。キタアカリは、小さいながらも収穫できました。でも、メークインは、掘ってみたら、ほとんどできていませんでした。
これまでは、父を手伝って初心者の私が植えても、ちゃんと実っていたのに。どうしてなのでしょう。たぶん、気候のせいだけではない気がします。
カボチャも植えましたが、苗が2回続けて枯れてしまい、あきらめました。適当に植えても、それなりになるものだと思っていたのに、育たない。
「お父さんが、ちゃんと世話をしていたんだね」

「それって、お父さんがちゃんと世話をしていたってことじゃない?」
母たちは、知り合いにもそう言われたそうです。
確かに、母と母の友人は、そこまで頻繁に畑に行っているわけではありません。父は25年間、毎日のように畑に通っていました。その差なのだと思います。
そもそも、なかなか畑に行けない

二人の予定が合わなかったり、雨が降ったりで、なかなか畑に行けないようです。
母ひとりで行けばいいのかもしれませんが、今の夏の時期は、畑で熱中症になって倒れても、誰にも気づいてもらえないかもしれない。そう考えて、ひとりでは行かないようにしているそうです。
そのため、行けても週に2〜3回ほど。しかも暑いので、朝6時半から9時くらいまでの作業だといいます。
雑草はそのまま、近所の人や親戚に支えられて

畑は、一部を近所の方に貸していて、その方が草刈りなどをしてくれています。おかげで、畑全体が草ぼうぼうになることはありません。その方からは、野菜のお裾分けもいただいています。
ただ、母たちが植えている部分は、雑草はそのままになっています。雑草と間違えて、野菜を抜いたり刈ったりしないように触らないようにしているようです。そのため、雑草とりながら収穫もしてなので、作業がなかなか進まないと言っていました。
女性二人では難しい作業のときには、親戚が来て手伝ってくれます。うまく育たない野菜のことを相談したりもしているようです。
それでも、二人は楽しそう

失敗は多いけれど、母と母の友人は、それなりに楽しそうにやっています。
たまにしか行けないので、野菜が大きくなりすぎていることもしばしば。母はその野菜を、私に笑いながら見せてきます。
もっとこまめにお世話しないとうまく野菜は育たない。父は25年間、当たり前のように世話をしてきたのですね。畑の野菜がうまく育たない姿を見て、あらためて、そう感じています。
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