老いていく私、どうする?
50代、なんだかんだで変化の途中です
親と老後

母の入院中、何もしない父は一人でやれるのか心配した話

ゴロゴロ過ごす高齢男性・留守番のイメージ

母が、がんで入院することになりました。

でも、そのとき私がいちばん心配したのは——
実は、母よりものことでした。

何度言っても、入院を覚えていない父

テーブルに置かれた高齢者の手

父は、ここ数年で物忘れがひどくなってきました。
最近は、家でゴロゴロしてばかり。
家のことは、まったくしません。

そんな父が、母のいない間、一人でやっていけるんだろうか?

母が「手術で入院するからね」と何度話しても、父は覚えていない。
「本当に大丈夫?」と思っても、入院しないわけにはいきません。

ちなみに、父が物忘れ外来で「認知症ではない」と診断されたのも、ちょうどこの母の入院の前のこと。
「入院前に、父の状態をちゃんと確認して、準備しておこう」となったのが、きっかけでした。
(その話は、こちらに書いています → 「認知症ではない」と言われた父。でも、物忘れはひどくて

いちばんの心配は、食事

高齢者向けの宅配弁当

なんといっても、いちばんの心配は食事です。
いつもは、母が用意していますから。

今回は2週間の入院。
さすがに、その間の全部の食事を準備しておくことはできません。

そこで、お昼は、高齢者用のお弁当の宅配を頼むことに。

この宅配弁当は、午前中に持ってきてくれます。
でも父は、自分の部屋にいるとインターフォンに気づかず、出てこないことも。
そこで、玄関の外に発泡スチロールの箱を置いておき、その中に入れていってもらうことにしました。

たいていお昼には父が取り出して食べていましたが、私が様子を見に行ったときに、まだ取り出していなければ、冷蔵庫に入れておきました。

ちなみに宅配弁当は、重箱のような容器で持ってきてくれるのが基本のよう。
でも、それだと洗うのが大変なので、使い捨ての容器にしてもらいました。
その分、料金は少し上がりますが、そのほうが父にはラクなので。

朝は、消費期限の長いパンを用意。
これ、実は100均(ダイソー)でよく売っているんです。母がいつもそれを買ってきていました。
ほかに、レトルトのごはんや、簡単に食べられるカップ麺・冷凍食品もそろえました。

掃除は、まあしなくてもなんとかなる。
洗濯は、一応、洗濯機の使い方を教えました(しなければしないで、なんとかなる、とも思いつつ)。

グラウンドゴルフとデイサービスに、ちゃんと行けるか

グラウンドゴルフを楽しむ高齢者

もうひとつ、母の気がかりがありました。
父が、グラウンドゴルフとデイサービスに、ちゃんと行けるか。

父は、起きて準備をするまでに時間がかかります。
だから、ちゃんと起こして、送り出さないといけない。

そこでその日は、私が朝、実家まで行って父を起こすことに。

幸い、引っ越した実家と私の職場は、歩いて5分ほどの近さ。
だから、行ける日はお昼にも顔を出して、父と一緒にお昼ごはんを食べていました(私は、自分のお弁当を持参して)。

とはいえ、この頃の私は仕事が忙しく、出張も月に何度も。
出張の日は行けないので、そこはちょっと心配でしたが、行ける日はなんとか通っていました。

ところが、意外と父はやれていた

両手を上げて空を見る高齢男性の後ろ姿

さて、いざ母が入院して、家からいなくなってみると——
意外と、父は自分でちゃんとやっているんです。

掃除や洗濯はしないけれど、朝は起こさなくても、自分で起きて準備して、グラウンドゴルフやデイサービスに行く。

ごはんも、お昼は宅配弁当、朝は置いてあるパン。
それ以外も、ちゃんと自分で買い物に行って、食べたいものを買って食べている。

最初の数日は、私が作って持っていったりもしたんです。
でも、あまり食べないので、たまに買って持っていく程度に。
そのうち「自分で準備できるなら、いいか」と、それもしなくなりました。

私がやったのは、ゴミ出しと洗濯くらい

ゴミ出しの様子

結局、私がやったのは——

  • ゴミ出し:これは父がやらないので、ゴミの日の朝に行って、ゴミステーションまで
  • 洗濯:ちょっと溜まったときに。といっても、2回くらい

それくらいでした。

母がいると、あれこれ頼って自分ではやらない父。
でも、やろうと思えば、自分でできるんだなぁと思いました。

母がいるときは、何度言っても入院のことを忘れていたけれど、ちゃんと理解もしている。

世話を焼きすぎるのも、良くないのかも

このとき、思ったことがあります。

あれこれ世話を焼きすぎるのも、良くないのかもしれない。

人を頼りすぎると、自分でやろうとしなくなってしまう。
だから、ときには「任せてみる」のも大事なんだなと。

まとめ

……とはいえ。
母が退院してきたら、父はまた元どおり。
なんでも、母にやってもらっています(笑)

でも、「いざとなれば、父は一人でもやれる」。
それがわかっただけでも、ちょっと安心した出来事でした。

【親を数日ひとりにするときの備え】

チェックリストとペン

最後に、わが家の経験から、ヒントを少し。

  • 昼食は、高齢者向けの宅配弁当が便利。安否確認も兼ねてくれます。受け取れないことがあるなら、玄関に箱を置いて入れてもらう手も
  • 容器は使い捨てにしてもらうとラク。洗い物が減ります(料金は少し上がります)
  • 朝・予備の食事に、日持ちするものを。消費期限の長いパン(100均にもあり)・レトルトごはん・カップ麺・冷凍食品
  • ゴミ出しは、代わりにやる必要があることが多い。ゴミの日を確認しておく
  • 様子見は、行ける範囲で。近ければ、お昼に顔を出すだけでも安心です
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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