定年後に伊豆へ移住した人が、十数年で都会へ。やりたいときに、やりたいことをやればいい
定年後に伊豆へ移住してきた母の友人は、十数年暮らしてから、都会に戻っていきました。
静岡県は、移住先として人気があります。私が住む街にも、移住してきた人たちが何人もいます。
海も山も温泉もあって、東京にも出られる

伊豆には海も山も温泉もあり、畑をしたり、ゴルフやマリンスポーツを楽しむこともできます。そして、うちの街から、東京までは新幹線を使えば1時間半くらいなので、通勤もしようと思えばできる。
市も定住移住を歓迎しているようで、こんな公式サイトもあります。
暮らしを楽しむために、移住してくる人たちがいます

以前アルバイトをしていた職場の先輩女性(といっても年下ですが)は、家族で移住してきた方でした。以前は山のほうに移住していたこともあるそうで、今度は海のほうへということで引っ越してきたそうです。
旦那さんは勤めているそうですが、先輩女性はパソコンがあればできる仕事で、フリーとしても働いています。勤めているほうが保育園に子どもを入れやすいということで、会社でパートとして働いていました。自宅では、畑作業やぶどう作りなどを楽しんでいるそうです。
また、夫の知人は、定年したら伊豆に住みたいと言っているそうです。ゴルフが好きなので、ゴルフ場がいくつもある伊豆で暮らしたいのだそう。
暮らしを楽しむために、移住をしてくる方々が、伊豆にはいるのです。
畑や庭を楽しみたい人は、別荘地や山間に住んでいます

移住してくる方々で、畑や庭づくりを楽しみたい方の多くは、市街地よりも別荘地や山間の場所に暮らしているようです。そのほうが、畑や広い庭があるからです。
十数年経って、庭が荒れてしまいました

母の友人も、定年後に伊豆に移住してきて、広い庭をきれいにつくることを楽しんでいました。どんな庭だったかは私も知らないのですが、花などをきれいに植えていたそうです。
けれど十数年経ち、旦那さんが病気になってから、庭の手入れが行き届かなくなり、庭が荒れてしまいました。
生活の不便さも感じるようになったそうです。このあたりでは、大きな病気をしたときは伊豆長岡の順天堂(順天堂大学医学部附属静岡病院)に行く人が多いのですが、車なら1時間弱、バスや電車だと1時間はかかります。
そうして、都会に戻っていきました。
それを、移住の失敗とは思いません

こういう話をすると、移住失敗のように聞こえてしまうかもしれません。
でも、私は「だから安易に移住はしないほうがいい」などと言いたいのではありません。その逆です。やりたいときには、やりたいことをやったほうがいい。
少しでも体が動くときに伊豆での暮らしを楽しんだことは、ステキなことだと思うのです。
住む場所は、その時々で変えてもいい

一つの場所にずっと暮らすのもいいと思います。私の母などは、人生のほとんどを伊豆で暮らしています。親戚も同級生も近くにいて、交流できる。そういう暮らしもいい。
でも、その時々、自分が住みたい場所に住むのもいいと思うのです。
畑や庭いじり、ゴルフや釣りなど、楽しむために移住する。それが難しくなったら、また別の街に移り住む。それでいいんじゃないかと。移住したから、ずっとそこに住まなきゃいけないわけじゃない。次の段階が来たら、また別の場所へというのもいいのではと思います。
私がそう思うのは、ここ10年で6回引っ越しをしていて、移り住むことに抵抗感がないのもあるかもしれません。
私たちが伊豆に来たのは4年前です

私たち夫婦は、4年前に夫の転職を機に、東京から伊豆に引っ越しました。私は地元に戻ってきたのでUターンとなりますが、夫は初めて暮らす土地です。私の地元に引っ越したという感じで、私たちには移住という感覚はないです。
夫の地元は大阪で、中心部の梅田まで電車で15分くらいの場所です。そのため、伊豆のような田舎で暮らすのは初めて。夫は「田舎は俺には似合わない」とはいいますが、ゴルフや釣りを楽しむ生活は悪くはないようです。
夫が定年退職したら、都会に引っ越したい

私は今の伊豆の生活が嫌なわけではなく、それなりに楽しんではいます。
それでも、夫が定年退職をしたら、都会に引っ越したいと考えています。車がなくても、移動があまり不便じゃない場所に住みたいのです。
なぜ都会で暮らしたいのか、その理由は「年をとったら田舎で暮らす?都会で暮らす?私の考え」に書きました。
自分たちの状況にあわせて住む場所を変える。それも自分らしく生きる一つの方法かなと思うのです。
とはいえ、高齢になって都会で家を借りられるのか?という問題はあるのですけどね。

