がんばらない暮らし研究所
50代からの、軽やかに生きるヒント
体をラクに

お風呂キャンセル界隈、実はわたしも…?

「お風呂キャンセル界隈」という言葉、聞いたことありますか?

「面倒になり、シャワーやお風呂をやめてしまう人」のことを指すそうです。

お風呂が面倒な気持ち、わかります!
私も休みの前の日などは、お風呂キャンセルすることがよくあります。

普段もお風呂キャンセルしたいけれど・・・

休日の前以外もお風呂に入るのが面倒と思うことはよくあります。

でも、夫がお風呂の準備をしてくれるので、申し訳ないので頑張って入っています。
それなのに、当の夫はお風呂キャンセルのことがよくあります。

夫は疲れたり、眠たくなったりすると、お風呂に入るのが面倒になるようです。
たいていは翌朝、お風呂に入りますが、たまに入らずに会社に行くこともあります。

夫がお風呂キャンセルをしたときほど、せっかくお風呂のお湯がもったいなくて、私が入らねばと入っているのです。

また、夫は自分は入らなくても、私には「君は入れ」と言います。
私、ニオイやすい体質なもので。

そんなわけで、休日の前と夫が出張でいない日以外は、お風呂キャンセルせずにいます。

お風呂はキャンセルしないのですが、洗うことをキャンセルすることは多いです。

髪も体も洗わずに、お湯に入って体をこすって終わりみたいな。
特に髪の毛は、洗ってから乾かすのが面倒で、お風呂に入っても洗わないこともよくあります。

お風呂につかるだけでいいと思っているので、お風呂キャンセルせずに済んでいるわけです。

ただ、お風呂に入って湯船につかると、体が温まり、リラックスするので、頑張って入ってよかったといつも思います。

お風呂に入るにはエネルギーがいる

お風呂キャンセル界隈は、実のところ結構多いようです。

2024年12月に行われた調査では、全体の約30%の女性が「風呂に入らないことがある」と答えているそうです。

お風呂に入らない原因で最も多いものが「心身の疲れ」。

ものすごく疲れていると、お風呂どころか何もしたくなくなるのですよね。

お風呂は実はとても高度な行為なのだそうです。
着替えやタオルを用意して、風呂場に行って、服を脱いで、体を洗って・・・とお風呂に入るにはいろいろな工程があります。

それを考えて、体を動かすには結構なエネルギーがいるのです。

そのため、心身のエネルギーが枯渇しているうつ病の方などは、お風呂に入れなくなってしまうのだそう。

うつ病でなくても、疲れて体力も気力もなくなっている時に、お風呂に入るのが面倒になってしまうのは仕方がないことなのかもしません。

洗うのキャンセルでもいいんじゃない

疲れているときは、お風呂に入れなくても仕方がないといっても、やはり湯船に入ることはよいことのようです。

毎日湯船につかる人は、幸福度が高まるという研究結果もあります。

ムリをしてお風呂に入る必要はないけれど、「洗うのが面倒」くらいの理由だったら、お風呂に入るのがいいのではと思います。

私は、お風呂には入るけれど、髪や体を洗わず、湯船につかるだけということをよくしています。

お湯に入るだけで、体の汚れはかなり落ちるそうです。
芸能人のタモリさんは、体を洗わずお湯につかるだけの「タモリ入浴法」をしているそうです。

「髪は毎日洗わなくてもいい」という皮膚科の医師の話も聞いたことがあります。

お風呂キャンセルもありだけれど、洗うのキャンセルで入ってみるのも一つの手かと思います。

入ればその分、心も体もラクになりますから。

お風呂も無理せず、できる範囲で

面倒でお風呂にはいることをやめる「お風呂キャンセル界隈」

私は普段は夫のおかげでお風呂に入れていますが、休みの前の日や夫がいない日はお風呂キャンセルもします。

夫はお風呂キャンセルは普通にしてます。
翌朝、入ることがほとんどですが、たまに入らず会社に行くことも。
ちなみに、夫は休日は1日に3回お風呂に入ることもあり、お風呂嫌いなわけではありません。

お風呂に入るのって、意外とエネルギーのいる行為。
疲れていると、お風呂に入りたくなってしまうのは仕方ないこと。

「毎日絶対に入らなきゃ!」なんて思わなくても大丈夫。
面倒な時は、お風呂キャンセルでもいいし、洗わずに湯船にザブっとつかるだけでもいい。

無理せず、できる範囲でお風呂と付き合っていく。
それくらいの感覚で、いいんじゃないでしょうか。