まきっちブログ
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50代からの生き方

定年で、仕事人生は終わりじゃない。83歳の営業マンの話

83歳、現役です。働き続けるという生き方

定年したら、その先どうしよう——。漠然と、そんなふうに思っている人は、案外多いのではないかなと思います。先日、テレビのニュース特集を見ていて、その「その先」について、ひとつの選択肢を教えてもらったような気がしました。

テレビで見た、83歳の現役営業マン

テレビのニュース特集を見る、リモコンを持つ手

特集で紹介されていたのは、「シニア専門の人材派遣会社」でした。そこで取り上げられていたのが、83歳の営業マンの方です。

設備工事の会社で、プロパンガスから都市ガスへの切り替えをすすめる営業をされているそうです。月に20日以上働いて、手取りは20万円以上。1日に80件から120件のお宅を訪問して回っているというのですから、すごくパワフルな方だなと思いました。しかも、営業成績はトップなのだそうです。

もともとはガス関連の会社で働いていて、定年後にこのシニア専門の人材派遣会社に登録したとのこと。80代になっても、現役で働き続けているのです。

「働くから、元気になる」

人材と組織をあらわすイメージ

人材派遣会社の社長さんの話も、印象に残りました。「シニアの方は、仕事のマナーやルールの心配がなく、即戦力になる。だから求められている」のだそうです。

若い人があまり好まない仕事や、早朝の仕事も苦にならない。だから、シニアが働ける仕事は、意外とたくさんあるのだとか。番組では、70代の男性がレンタカー会社で週3回、朝8時から7時間ほど働いて、月に15万円ほどを稼いでいる、という例も紹介されていました。

そして、社長さんのこの言葉が、いちばん心に残りました。「『元気だから働けるんだね』とよく言われるけれど、働くから元気になるんだ、ということがわかった。働いて元気になって、明るく楽しく前向きに、幸せな老後を過ごしてほしい」

私の周りにも、働き続ける人がいる

車を清掃して働くシニアの男性

そういえば、と思い出したことがあります。父の知り合いにも、何の仕事かは分かりませんが、91歳で週3回働いている方がいるそうです。

また、以前旅行で泊まったホテルで、お風呂の清掃をしていた方が、こんなことを話してくれました。「私はもう70を過ぎているけれど、ここで働いて、そのお給料で息子家族をご飯に連れて行くのが楽しみなの。それに、働いていれば、いろんな人とお話しできるでしょう」

働くことは、お金のためだけではないのだなと、その言葉から感じました。

定年後の「どうしよう」と、働くという選択肢

ハートを手渡す二つの手

知り合いに、「定年後は、自分は大した趣味もないし、どうしようかと思うんだよね」と言う人がいます。

そういう「その先」の不安に対して、趣味を見つけるのも一つの答えだと思います。でも、それだけでなく、ずっと働き続ける、というのも選択肢に入れていいのかもしれません。

働いていれば、人とつながることができます。誰かに必要とされている、という実感もわいてくる。それは、お金とはまた別の、大切なことのように思います。

無理なく、自分のできる範囲で

まっすぐ続く線路と青空

もちろん、生活のために辛い仕事を毎日こなすのは、続けるとしんどいものです。そうではなくて、週に3回とか、自分のできる範囲で働く。そのお給料で、少し余裕のある暮らしをする。体が動く限り、そんなふうに働き続けるのも、一つの生き方かなと思いました。

ただ、中には、働きたくて働くのではなく、働かざるを得ない、という方もいるのかもしれません。それでも、働いていれば人とのつながりはできる。そこは、やはり大切なことだと思います。

定年で、終わりじゃない

緑の木々の間に続く明るい道

定年まで勤め上げたら、そこで仕事人生は終わり——長くそう思われてきましたが、最近はそうでもないようです。働き続けてもいい、そういう世の中になってきているのだなと思います。

今回の特集を見て、「ずっと働く」というのも、一つの選択なんだなと思いました。定年の「その先」に、働くという道もある。私自身も、いくつになっても働き続けるということを、これからの選択肢の一つに入れてみてもいいのかもしれないな、と思いました。

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