都会のように、日々、演劇やコンサートなどどこかで開かれるわけではない我が町。
観劇やコンサートなどのためには、都会まで行くのが普通です。
が、時には、市内の会館でコンサートやリサイタルが開かれたりします。
そして、今回、津軽三味線の『吉田兄弟』が我が町に!!
25周年の記念コンサートで来てくれたのです!
吉田兄弟のファンというわけではないのですが、機会があれば聞いてみたかった津軽三味線の演奏。
テレビで津軽三味線の演奏を聴いたときに、一度、生で演奏を聞いてみたいと思っていたのです。
今回は、両親と私の3人でコンサートに行ってきました。
会場は人でいっぱい。
舞台は、垂れ幕や飾りなどはなく、シンプルに椅子が2脚置いてあるのみ。
そこに出てきた吉田兄弟。
次々と演奏をしていきます。
現代風な曲やリラックスできるような曲などなど。
吉田兄弟が作曲した曲のようです。
津軽三味線のイメージそのものの激しいメロディもあれば、ゆったりしたきれいなメロディもある。
曲の間のMCも興味深い話で聞き入ってしまいました。
三味線を始めたきっかけや子供のころの三味線をいかにかっこよく担ぐかを考えていたこと。
演奏で世界をめぐっていること。
スペインとの縁があり、大学の講師をしていること。
スペインの民謡の要素があるフラメンコと通じるものがあること。
津軽三味線と三味線が全然違うこと。
さすがにデビュー25年となると、話もうまいですね。
話のタイミングも兄弟で息があってる。
吉田兄弟は三味線を始めて40年。
当初は三味線をやっていたのが、途中で座頭市の中での『津軽じょんがら節』演奏シーンをみたお父さんが「津軽三味線をやれ!」となって、津軽三味線を始めたそうです。
津軽三味線の師匠につくために、お父さんの指示で座頭市を見て、『津軽じょんがら節』を覚えて弾いたとのこと。
それが兄が小学校6年生、弟が4年生だったというから、面白いし、すごいなと。
コンサートはあっという間で、最後はやっぱり『津軽じょんがら節』
津軽三味線といえば『津軽じょんがら節』
これを楽しみにしていた人も多いようで、会場の空気は熱くなっていたように思います。
みんなの期待通り魂のこもった演奏で、これを聞けただけでも来てよかったと思いました。
割れんばかりの拍手に一度、舞台から去った吉田兄弟が出てきてアンコールの曲。
これには素晴らしいサプライズが!
この1曲は写真・動画撮影OK!SNSへのアップもOK!なんと太っ腹!!
ということで、多くの人がスマホで撮影していました。
私も撮影しましたので、こちらにアップ。
デビューアルバムに入っている曲です。
(最後、画像が乱れてすみません)
津軽じょんがら節もよかったですが、私はこの曲も好きです。
最後の最後は、みんなで写真撮影。
演奏はもちろん素晴らしかったですが、途中の話や写真撮影など心が和んで楽しい気持ちで帰ってきました。
普段は、J-POPやロックなどを聞いている方でも楽しめると思うので、機会があれば、津軽三味線の音色を聞きに行ってみてください。