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1万円台のロボット掃除機を、去年の12月に買いました。
「ロボット掃除機は高い」と勝手に思い込んでいた私。
買うきっかけは、体力でも部屋の広さでもなく、掃除機をかける「気力」がなくなったことでした。
半年使ってみて感じた、良かったところ、いまいちなところ、正直に書いてみます。
きっかけは「掃除機をかける気力もない」だった

去年の秋から仕事が忙しくなって、11月と12月は月に8日ほど出張に行っていました。
出張が続くと生活リズムも崩れて、風邪をひいたり、なんとなく体調が悪い日も増えて。
そうなると、家に帰ってきても掃除機をかける気力がわいてこないんですね。
「掃除機くらい、かけられなくてもなんとかなる」
最初はそう思っていました。実際、少し埃が溜まっていても死にはしません。
でも、掃除ができていないという事実自体が、じわじわとストレスになってくる。
やらなきゃ、と思うのに、やる気力がない。このジレンマ、しんどいんです。
「ロボット掃除機は高い」と思い込んでいた

そこで浮かんだのが、ロボット掃除機でした。
これまでずっと、興味はあったんです。でも「ロボット掃除機=高い」というイメージがあって。
うちは1LDKで60平米くらい。家がそれほど広いわけでもないし、週に数回、自分で掃除機をかけるくらいなら、そこまで大変じゃありません。何万円もするものを買うほどではないな、もったいないな、と思っていました。
ロボット掃除機と言えばアイロボットのルンバ、それも数万円〜十数万円のイメージ。だから、ずっと「うちには要らない」と決めつけていたわけです。
「1万円台なら諦めがつく」で試すことに

でも改めて調べてみたら、1万円台から売られているロボット掃除機がたくさんあることを知りました。メーカーもルンバだけじゃなくて、いろいろあるんですね。
1万円台なら、思ったより綺麗にならなくても諦めがつく。逆に、掃除ができないストレスが数万円で解消できるなら、むしろ安いくらいです。
「とりあえず試してみて、良ければ次はもっといいものを買えばいい」その気持ちで、購入を決めました。
選んだのは、価格コムで手頃・一番売れていた「ロボロックE5」

機種選びは、価格コム頼み。「手頃な価格帯で、一番売れているもの」というシンプルな基準で選びました。
その結果、選んだのがロボロック(Roborock)のE5です。
多機能なモデルはたくさんあります。マップを覚えてくれる、掃除範囲を指定できる、水拭きもできる、など。でも、とりあえずは「掃除機をかけてくれれば十分」というのが私の希望でした。
使ってみて本当に便利だとわかったら、次はもっといいものを買えばいい。まずはお試し、というのが1万円台のロボット掃除機の心強いところです。
使ってみたら、思ったよりちゃんと吸ってくれた

さて、実際に使ってみると。
思ったよりちゃんと綺麗にしてくれるんですね。自分で掃除機をかけたときと、正直そんなに変わりません。むしろ「え、こんなに埃たまってたの?」というくらい、ダストボックスにゴミがたまっていてびっくりしました。
大きめのゴミが吸えずに残ることは、時々あります。でも、それはあとで気付いたときに拾えばいい話。
夫は最初「へえ、こんなの買ったんだ」と面白がって、動くロボット掃除機を眺めていました。私も最初はどこかで引っかからないか、ちゃんと最後まで掃除できるのか気になって、ずっと目で追ってしまって。時短にもなると思ったのに、その時間はまったく時短になってなかったです(笑)。
音は正直、大きいです。テレビを見ながらだとあまり気になりません。別の部屋にいれば聞こえてくるけれど、それほど気にならない程度。普通の掃除機を使うときと、そう変わらないと思います。
段差に弱い ― 玄関では使えなくなった

いいところばかりではなくて、うちの子(呼び方が定着してきました)は段差に弱いです。
一応、段差から落ちないセンサーはついているそうなんですが、玄関の段差では普通に落ちて、動けなくなります。玄関に置いてある小さなラックと床のあいだの微妙な隙間にも入っていくんですが、なぜか出てこられない。そこで引っかかって、止まってしまう。
そんなわけで、玄関周りではもう使うのをやめました。主に活躍してもらっているのは、リビングとダイニング、キッチンです。他の部屋に持っていくときは、途中の段差を自分で越えられないので、私が抱きかかえて連れて行きます。
テーブルの脚に引っかかる ― 隙間テープで応急対策(笑)

もうひとつの弱点。うちのリビングのテーブルは、脚が「コ」の字型になっているタイプなんですが、この脚にも引っかかります。
不思議なのが、下に入っていくときはちゃんと乗り越えるのに、出ようとするときにはなぜか乗り越えられずに止まってしまう。入っては出られなくなる、を繰り返されるとこちらもストレスなので、テーブルの脚に隙間テープ(スポンジにテープがついた、あれです)を貼って、そもそも入れないようにしました。
……ロボット掃除機のためにテーブルを買い替えたい、と思ったくらいです(笑)。
高性能なモデルなら、「ここは掃除しないで」というエリア指定ができるものもあるようですね。次に買うなら、そういうのもいいかもしれません。
綺麗にしてもらうには「ものを置かない」が正解

隅々まで掃除してもらおうと思うと、床にはできるだけ何も置かないほうがいい、ということがわかってきました。
ゴミ箱、ダイニングの椅子、コード類。こういうものが進路を邪魔すると、そこだけ掃除が抜けてしまう。
うちはもともとそんなに物を置かないほうですが、掃除機を動かすときは、ちょっと面倒でもできるだけどかすようにしています。その手間はあるけれど、そのあときれいにしてもらえるなら、まあいいかなと。
ロボット掃除機を導入すると、自然と「ものを置かない暮らし」に近づくのかもしれません。
メンテは、思ったよりずっと簡単だった
買う前は「メンテナンスが結局大変なんじゃない?」と心配していました。ブラシに髪の毛が絡まってお手入れが面倒、みたいなイメージがあって。
でも、実際に使ってみると、そこまで大変ではありませんでした。ダストボックスのゴミを捨てるのは簡単で、特別に難しいメンテはほとんど必要ありません。
これも「1万円台のシンプルなモデルだから」なのかもしれません。機能が少ないぶん、面倒も少ない。私みたいに「とりあえずお試し」の人には、ちょうどよかったと思います。
仕事を辞めた今も、ロボット掃除機を手放せない理由

今年の1月に仕事を辞めて、時間には余裕ができました。掃除機なら自分でかければいい、と思うかもしれません。
でも、結局いまも、リビング・ダイニングの掃除はロボット掃除機に任せています。
散歩に出ているあいだにセットしておくと、帰ってきたときに床が綺麗になっている。これ、想像以上に気持ちがいいんです。
自分でかけても大した手間ではない、と言ってはみても、やっぱりやってもらえるとラク。その分、私の掃除時間は短くなります。
「気力がないから買った」ロボット掃除機ですが、いまは「時間を有効に使うため」に手放せなくなっています。
【1万円台のロボット掃除機を試したい人へ・3つのヒント】
- 家の段差を確認する:玄関段差や敷居で落ちる可能性あり。使えないエリアはあらかじめ想定しておく
- テーブル・椅子の脚をチェック:脚の形によっては引っかかることも。うちみたいに隙間テープで応急対策する手もあり
- 床の物は減らしておく:ロボット掃除機を活かすには「物を置かない」がコツ。逆にこれをきっかけに部屋が片付く効果も
1万円台なら、失敗しても諦めがつく。
気力が落ちがちな50代、こういう「暮らしをラクにする道具」に、ちょっと頼ってみてもいいかもしれませんね。

