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91歳の若宮正子さんは、今も一人で海外旅行に行くそうです。パッケージツアーではなく、個人旅行で。

50代の私には、もうその自信がありません。

若宮さんは、58歳で独学でパソコンを始めて、80歳を過ぎてからプログラミングを学び、ゲームアプリを公開した方です。世界最高齢のプログラマーとして注目を集めました。

どんな人なのだろうと思って、若宮さんの本を読んでみました。『60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。』です。

58歳でパソコンを始めて、80歳を過ぎてプログラミング

ノートパソコンで書類を作成する手元

若宮正子さんは1935年生まれ。2026年で91歳です。

パソコンを始めたのは58歳のとき。独学でした。そして80歳を過ぎてからプログラミングを学び、ゲームアプリ「hinadan」を公開します。世界最高齢のプログラマーとして注目を集めました。

始めた理由は「家から出なくても、人とおしゃべりができる」

ノートパソコンの画面に映る相手

若宮さんがパソコンを始めたのは、定年後、母親の介護が中心の生活になることが見えてきた頃です。

パソコンがあれば、家から出なくても人とおしゃべりができる。それが理由だったそうです。

33年前、パソコンを使う人はまだ珍しかった

フロッピーディスクドライブのついた古いパソコン

若宮さんがパソコンを始めた33年前は、インターネットもまだそれほど広まっていない時代です。

私はその頃、大学生でした。学校でパソコンを使っていて、レポートをパソコンで作るのが必須の授業もありました。でも、それは世の中の先端をいっていたほうです。ネットで調べるのが当たり前という状況ではなく、日常的にパソコンを使う人のほうが珍しかった。

そんな時代に、60代になる人が独学でパソコンを覚えて、人と通信をしていた。今でも、自分でパソコンの設定ができない人がいるのに、と思います。

定年を「好きなことをやる時間ができてうれしい」と思っていた

花束を受け取る手元

若宮さんは、定年で退職することを「好きなことをやる時間ができてうれしい」と思っていたそうです。

一方で、世の中では定年してやることがなくて、時間を持て余しているという人も多いようです。

私の友人も「定年して会社に行かなくなったらどうしよう。今から趣味を見つけないと」と言っています。

「趣味なんて、そんな大層なものじゃない」

畑で作業する女性

ところが若宮さんは、趣味なんてそんな大層なものじゃない、と言います。

やりたいことをやる、その程度のことでいい。趣味を作ろうと考えずに、そのとき、そのときやりたいことをやる。面白ければ続くだろうし、続かなければ、また他のやりたいことをやる。

それでいいのかな、と思わされました。

人とつながると、やりたいことが次々出てくる

テーブルを囲んでカードゲームをする人たち

若宮さんは多趣味で、いろいろな活動をしていて、人との出会いも付き合いも多い方です。

そうやって出会った人が、新しい世界を見せてくれる。だから、やってみたいことが次々に出てくるし、それを実現する手助けもしてもらえるのかなと思いました。

定年後にもできる趣味を考えるのもいいけれど、人とつながれることを考えてみるのも、ひとつの方法かもしれません。

90代で個人旅行。私は50代で、もう守りに入っている

旅行の準備

若宮さんは90代になっても、講演を頼まれて日本中を飛び回っています。

旅行も好きで、今も海外に行っている。しかもパッケージツアーではなく、個人旅行が多いそうです。

私も20代から30代の半ばまでは、よく海外旅行をしていました。飛行機のチケットだけとって、一人で行くこともありました。

でも50代の今は、昔のように海外旅行に行く自信がありません。パックツアーなら行けると思いますが、あの頃のような一人旅はできないなと思います。

だから、90代でまだ個人旅行で海外に行っているというのが、とてもすごいと思ったのです。そして、まだ50代なのに、私は守りに入っているなぁと感じます。

人生は自分次第で、どんどんおもしろくなる

一歩を踏み出すスニーカーの足元

年を取ったからといって、やりたいことを諦めていない。日々楽しそうで、ステキな生き方だと思います。

若宮さんの本やインタビュー記事を読むと、「人生は自分次第でどんどんおもしろくなる」というのは本当だなぁと思えます。

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