82歳の父が、運転免許の更新に必要な認知機能検査を受けました。
母は受からないと思って対策本を用意しましたが、父は1度も開かないまま、合格しました。

来年1月に83歳。免許更新のために、認知機能検査を受けることに

高齢の夫婦と車のミニチュア

父は来年1月に83歳の誕生日を迎えます。75歳以上は免許の更新前に認知機能検査を受けることになっていて、父も受けることになりました。

その経緯は、以前の記事に書いています。

82歳の父は免許更新できるのか?認知機能検査の対策本を買ってみた

ここ数年、父の物忘れは激しくなりました。出かける準備をしていても、自分がどこへ行くのか忘れてしまうのは日常茶飯事です。母が伝えたこともすぐ忘れます。

そんな様子なので、母は合格は難しいだろうと考えて、対策本を用意しました。

渡した対策本は、手つかずのまま

認知機能検査の対策本の表紙

母や私が「やってみては」と言っても、父はやりませんでした。母は「他の部分はできるのに、短期記憶の部分だけができなくて免許がなくなるのはもったいないじゃない」と話していました。

認知機能検査には、短期記憶の部分があります。父はそこができないのではないかと、私も思っていました。ただ、「こういうときだけ、意外と受かっちゃうのかも」という考えも、ちょっと浮かんでいました。

検査は10月13日。母は日にちを変えたかった

予定を書き込む手帳のカレンダー

検査の日は、父が自分で予約しました。母は、対策をしていないのだからもっとあとの日にすればいいのに、と思ったそうです。でも変更はできず、そのまま10月13日を迎えました。

当日は、母が検査場所まで父を送っていきました。

母は、父が受からなければ、運転で事故を起こすリスクがなくなるのはいいと考えていました。ただ、受からなかった父ががっかりしないかは心配で、送り迎えが増えるのはちょっと負担だな、とも感じていたようです。

落ちたら励ますために、翌日のランチに父を連れて行ってほしい、と私と夫に頼む話も出ていました。

結果は、合格

腕を組んで考え込む高齢の女性

父は、受かりました。

そのあとの実技の講習も問題なく終わり、免許の更新ができることになりました。点数や判定は分かりません。

母は「私のことバカにしているのかしら? いつもは何なのかしら?」と、ちょっと怒っていました。父のためにいろいろやっているのに、それをムダにされているような気持ちなのかもしれません。

以前、物忘れ外来を受診したときも、父は検査の問題をしっかり解いて、認知症ではないと診断されました。ケースワーカーさんからは「自分に興味がないことは右から左で、頭に残らない人が高齢の男性には結構いるんですよ」と言われています。母はそのときも、「バカにされているみたいで頭に来る」と言っていました。

ずっとその状態ってことなんでしょうか(笑)。

父が受かったので、ランチはなくなりました。私も風邪を引いてしまって、どのみち行けませんでした。

夫は「受かるだろうなって思ってた」

ハンドルを握る高齢者の手

この話を夫にすると、「お父さん受かるだろうなって思ってたよ」と笑っていました。

父が受かって、まだ運転できるくらいの能力はあるんだと分かったのは、良かったと思います。

でも、運転はできるだけ控えてほしいという気持ちです。家にこもってばかりなので、運転する機会もほとんどないんですけどね。